【アメリカの学校生活】日本とこんなに違う!?小学校で驚いたこと6選

※アメリカの学校制度やルールは州や地域、学校ごとに大きく異なります。ここでご紹介するのは、あくまでも私たちの地域の小学校での事例です。
1.「スナックタイム」がある!

私たちの地域の小学校では「スナックタイム(おやつの時間)」があります。担任の先生によってその有無が異なるため、同じ学年でもスナックタイムがないクラスもあります。
先生からは「ヘルシーなおやつを持たせてください」と言われていますが、実際にはチップスなどの袋菓子を食べている子も多いようです。ただし、キャンディ(飴、チョコレート、グミなどの甘いお菓子全般)は禁止されています。ここでいう「ヘルシーなおやつ」とは、果物やクラッカー、グラノーラバーなどのことのようです。
我が子のクラスでは、先生が本を読み聞かせる時間に、子どもたちはカーペットに座っておやつを食べながら聞いているそうです。ちなみに先生は、コーラを片手にキャンディをつまみながら読んでくれるそうです(笑)。
2.「ランチ」ビュッフェ&カフェテラススタイル

ランチはカフェテリアに移動して食べます。
クラスごとに時間が割り当てられているため、クラス数の多い学校では10時台からランチが始まるクラスもあります。
昼食は、家から持参するか、カフェテリアで提供されるホットミール、サラダ、フルーツ、デザートなどを自分で選ぶブッフェ形式です。
このスタイルは子どもたちにも人気がありますが、好きなものだけを選びがちなため、栄養バランスに不安を感じる保護者の方は、お弁当を持たせることもあります。
ランチ代は1食あたり約3ドル前後で、学校によって無料の場合もあれば有料の場合もあります。
3.「教室にカーペット!?」自由な学ぶスタイル

教室の床にはカーペットが敷かれていて、子どもたちはその上で読書やワークをすることも。
机に座るだけでなく、リラックスした自由なスタイルで学ぶのが印象的です。ただし、土足で歩いているカーペットなのできれいとは言えません。そこに寝転んだり座ったりしているので、日本の感覚でいくと初めは戸惑うかもしれません。
4.「シーズンごとのイベント」が多くてにぎやか!

ハロウィン、感謝祭、100日記念、スピリットウィーク…など、シーズンごとのイベントがとにかく豊富!
仮装をしたり、家族で参加できるイベントも多く、親子で学校を楽しむ機会がたくさんあります。
5.「ボランティア」参加が多い
学校活動には、保護者のボランティア参加が求められることも多くあります。
たとえばクラスでのパーティーイベントでは、事前に先生が必要なアイテムをリスト化し、保護者にアプリで送信してくれます。
保護者はそのリストの中から、自分が用意できそうなものにサインアップし、指定日に間に合うように子どもに持たせます。
たとえばクリスマスパーティなら、テーブルクロス、紙皿、パックジュース、クッキー、クラフトの材料など、細かく指定されていることが多いです。
そのほかにも、図書の整理、行事のお手伝い、読み聞かせなど、さまざまな関わり方があります。
保護者が学校とつながるきっかけにもなっており、子どもたちにとっても嬉しい存在です。
6.「学年の始まりは8月!」長い夏休みも
わが子の通う学校は8月に新学期が始まります。(地域によって多少異なります)。
そして、なんと夏休みは約2.5ヶ月!
秋休み(Fall Break)もあり、日本と比べて季節ごとのお休みがしっかりあります。
まとめ
文化や習慣の違いに最初は戸惑うこともありましたが、今ではそれも楽しみのひとつ。
親としても学校との関わりが自然と深くなり、子どもと一緒に成長していける環境だと感じています。
これからもアメリカの学校生活の「へぇ〜!」をシェアしていきますね。